2度目の再会を果たした事で、何か変わったかと言えば。
昨日、帰った時点で変化は感じなかったんですが。
翌朝、目が覚めたら心がとても静かになっていました。
今までの、久しぶりに恋をして楽しくて舞い上がってウキウキしていた感じがすーっと引いて、それは好きな気持ちが変わった訳ではなくて、動じなくなったというか。
あやふやで不安定だった気持ちが確かなものになった。
どうしてこんなに好きなんだろう?
……と、「好き」に翻弄されていた気持ちが、好きなのが当たり前でその理由を探さなくなって、彼の存在が自分の一部としてしっかり定着した感じ。
今まで相手の気持ちが気になったり、奥さんの話をされると嫌だったり、離れていることにもどかしさを感じたりしていました。
……というか、今になって気が付いた事だけど。
無意識で気にしている事に気づかないようにしていた。
それが全部どうでもよくなりました。
彼が私のことを好きでも嫌いでも構わない。
気持ちが離れたとしても追いかけようと思わない。
離れている事が苦しくない。
彼が空気のような存在になったんじゃなくて「酸素」になったようなイメージ。
自分に必要で、なくてはならないけど、存在に執着しない。
呼吸は意識しなくてもしているし、酸素を取り込まなきゃって頑張らなくたって自然に取り込んでいるでしょう?
そんな感覚。
彼の存在を求めなくても、いつも存在するようになった。
期待しなくなった。
関係性を変えようと思わなくなった。
(変えたいと思っていた自分に気がついた)
この、2ヶ月に1度、私が会いに行くという形がいつまで続くんだろう…と先が見えず心が窮屈に感じていたのだけど、行きたければ行けばいいし、行かなくても構わないと今は感じています。
この感じはまた明日になったら変わるかもしれないし、続くかもしれないし、今だけなのかどうかは分からないけど。
今の自分はとても楽で軽いです。
何かに追い立てられたり焦ったり、ねばならないと思ってない。
目に見えないところで、気付いたり変わったり。
私達の出会いを皮切りに、目から鱗がぽろんぽろんと落ちていく。
変化を楽しんでいきたいと思います。