覚悟の時

サク

彼女と再会した時に月イチで会えるようにしたいね、と話していた。
何とかしてその時間を作りたい。

そもそも自分は4月から仕事が忙しくなっていた。
通常業務に加え毎日3〜4時間作業が増え、何とかなると思っていたが慣れても時間は縮まらない。

このままだと月イチで会うどころか自分の時間が取れないストレスで、頭がおかしくなりそうだ。
人を雇って任せなければ、自分が疲弊していくだけだ。

そうなると事業規模の拡大もついてくる。
今より更に忙しくなる期間がどうしても出てくるだろう。
また、過去に人を雇った時期があり、突然の退職で大変な思いをした経験もあった。
それらが足枷になり、どうしても1歩を踏み出せないでいた。

そんな折に電話で、彼女がライトワーカー氏に会った際、別居に向けて準備を始めるよう助言された話や、覚醒ツインレイ夫婦に遭遇し圧倒された話を聞かされた。

かなり動揺し落ち込みもしたようだが、経済的・精神的に自立するため自分の仕事に真剣に取り組む覚悟を決めたと伝えてくれた。

彼女はそもそも、離れる前からその仕事をしていた。
とても感覚的な仕事で誰でも出来る訳ではない。並大抵の努力で出来ないのは素人の自分でも分かる。それを見事に仕事化している彼女を尊敬もしている。

クライアントと信頼関係を築くのが肝心な仕事なので、スキルはあっても場所が変わればまた一から始めなければならない。
直ぐに成果の出る仕事でもない。それを始めようと決心したということは、相当な覚悟をしたということだ。

自分の仕事の状況も説明した。
未来を変えるために目の前の壁を超えなければならない。現実の困難さを痛感した。

お互い立ち塞がる壁に直面し、抵抗と停滞の沼にはまりネガティブな気持ちに押しつぶされそうになっていた。

そんな所も似るんだね、シンクロだね、やんなっちゃうねと笑い合い、重苦しかった心と気持ちが少しほぐれたような気がした。

例え2人がツインレイだとしても、スピリチュアルなことだけで現実は進まないだろう。3次元的な努力は必要だと思う。

自分も望む未来を掴むため、覚悟を決める時が来た。

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