サクさんの所に隔月で通い始めて丸2年が経ちました。
毎回、感覚が違うので記録しておかなきゃ、と思ってしまう。
過去に恋人とそうだったように映画に行ったりドライブしたりは、私達に必要ない、邪魔になるだけだと何度か試してみて分かりました。
今回、食事のために移動する時間すら邪魔だと思った。
「一緒にご飯を食べに行くのが楽しみ」だと考えていたのは思い込みで、実際に食べに行くと、向かい合わせて座るのが遠くて嫌だった。
大して話が盛り上がる訳でもないし。
周りの人の雑音が気になって邪魔だし。
裸で2人でくっついている時のほうが会話がなくても満たされてる。
美味しいはずの焼き鳥もしっかり味わえなくて、サクさんならサクさん、焼鳥なら焼鳥、とどちらかに集中したいと思った。
同時に進めるのはどっちも中途半端になってしまって、もったいない。
焼鳥に集中したらサクさんが目の前にいる意味がない。
次は部屋で食べよう、と話しました。
そういえば出会った頃は一緒にいる時にお腹が空く事がありませんでした。
別れた途端、飢餓感に襲われて家にある物を餓鬼のように食べ尽くしたりしてた。
一緒にいること、肌を寄せて抱き合う事しか要らないのだ、と思った。
ぴったり触れ合っていると、境界線がなくなって、どこからが自分か分からなくなる。
それがとんでもなく安心で楽で心地好くて、それが自然の状態なんだと感じる。
やっぱり2人でひとつなのかもしれない。
離れているのが異常なのかもしれない。
サクさんに会いに行くのは、本来の姿に戻るためなのかな。
会うたびにエネルギーが微細にきめ細かくクリアになっていくように感じる。
サラサラでスッと入ってくる。
とても軽やかで純粋なエネルギー。
あの感覚を思い出すだけで瞬間的に涙が溢れ出します。
離れるのが寂しいんじゃなくて、かけがえのなさに胸が詰まされて泣けてくる…というか。
無事に会えてよかった。
また更に近くなった。
サクさん、またね。
今度は梅雨の季節に会いに行くからね。