数日前から読書ブームが来てました。
精神世界の本が好きでよく読むのですが、買っていつか読もうと放置した本が山積み。
不思議なもんで同じ本なのに、全く頭に入らず読む気にならない時と、夢中で没頭できてしまう時がある。
エックハルト・トールを読みました。
エゴから脱却し「大いなる存在」と繋がる秘訣を説いた本でした。
目に見えない感覚の話だから、読みながら自分の体ですり合わせして納得する作業に時間がかかりました。
サクさんも別の本で似たような内容を読んでいたようです。
私がエックハルト・トールの言葉にえらく感銘を受けてLINEでシェアしていると、不意に過去のわだかまりに引き摺られている事を打ち明けてくれました。
直視するのが怖くて見ないフリしてるけど、それに囚われている事は自覚している、今日は一日、それと向き合ってみる、と。
決意を感じました。
過去の傷に向き合うのは勇気が要ります。
私も随分やってきたけど、その度に、心をえぐられるような悲しみや、頭に血が上るような怒りや、マグマみたいな熱い何かに触れてしまったような痛みを味わってきました。
だけど気付いたからには無視しちゃいけない。
気付いた時が「手放す」タイミング。
それを無視したら、きっとまた似たような目に遭わされてしまう。
ずるずる引きずって、いつまでもスッキリしないと無意識にエネルギーを消耗してしまいます。
漏電してるようなもんだと思う。
わだかまりはさっさと手放すに限る。
引き寄せの量子力学的解釈に夢中になっていた彼は、過去に引きずられたままでは「引き寄せ」する際の足枷になるのでは?と考えたらしく、いよいよ何とかしようと心を決めたようです。
わだかまりは二つあって、一つ目は「執着している自分を認めて受け容れる」というものでした。
これは時間をかけて溶かしていくタイプみたい。
もう一つはずっと昔の恋愛に関するわだかまりだったらしく、こちらは気付いた時点で「大した問題じゃなかった」と思えたらしい。
どうやら手放すタイミングが分からないまま惰性で持ち続けていたみたい。
意外とそんなもんだったりもします。
自分が経験を積んだことで、当時分からなかったことに気付いたり、些細な事だったと思い直せたり。
そんなやり取りをしながら、お互い気付きました。
ツインレイ(と思える存在)と出会えた事によって自分達は最高の恩恵を受けたねって。
それは。
過去の全てに感謝できるようになった事です。
私達は既婚者同士で出会ってしまって様々な障害はあるけど、その状態でなかったら知り合う流れにはなっていなかったはずだから、そんな環境にも感謝。
過去のわだかまりも、それがなかったら今に繋がっていなかった訳だし、全ての過去の出来事が、ありがたく思える。
親との軋轢があっても、産んでもらえたからこそ、彼と出会えてこんなに満たされているのだから感謝しかない。
全てに、ありがとうと思える。
そこに気付けたら、生活していてイラッとしたりモヤッとする事でも「まぁ、いいか。こうやってサクさんと出会えたんだから❗️」と帳消しに出来るようになりました。
問題になる前に問題視しなくなった。
しばらく右往左往する日々が続きましたが(だからきっと本に救いを求めたんでしょうね)一段上に…いや、数段上にのぼれた気がする。
なんか、かなり、軽くなった〜〜〜❗️