旅のお供にアラーキー全集「陽子」を連れてきました。
写真集に少し文章があるだけだから、すぐに読み終えてしまいました。
途中、泣けて泣けて。
夫婦のお互いを思う様子が切なくて、在り方がカッコよくて。
アラーキーの陽子さんを愛でる眼差しが伝わってきます。
写真から空虚な気持ちや弾ける幸福感が滲み出ていて、電車の中でも飛行機でも涙が出て止まらず困りました。
二人が魂の関係であることは間違いがないです。
夫婦の関係性や写真でたくさんの人の心を揺さぶってこられました。
映画にもなってます。
愛は永続的なものだと感じました。
写真を見たら一瞬で、その時の気持ちが蘇る。
私達は撮ろう撮ろうと言いながら、二人で写真を撮った事がありません。
今回こそ撮ってみようかな。
だけど写真に残したら、何だかいずれ終わってしまう関係になるような気がして怖い。
そんなことはないのかな。
写真集を見た影響かな。
二人でいる時の空気感を切り取って残しておきたい。
きっとそれを見たら、いつでもその時の感情を思い出せるはず。