引越し前後は相当タフな気持ちの揺らぎだった。
3ヶ月間の濃密な時間が、いかに奇跡的なことだったかが、離れてからよく分かった。
2週間が経過し、離れた距離感にもようやく慣れてきた。
最近の楽しみはビデオ電話。
お互いの時間が合えば長電話してしまう。
そんなある日、ふとお互いの家庭の話になる。
子供への思いはどちらも同じく愛あるもので、これまでと変わらない。
彼女から、旦那さんにどうやって接して良いか分からないと話があった。建設的な関係を築くために、どう考えれば良いかという相談だった。
お互い既婚者なので、当然の如くそれぞれでパートナーと比較してしまう。
自分の場合、同時進行で彼女と妻と対峙していたので、それぞれの距離感を自然に掴めたが、彼女は旦那さんと離れていた為、違和感をより大きく感じてしまうのだろう。
慣れもあると思うが、目の前に突然ツインレイと思わしき人物が突然現れたら、そりゃ混乱してしまうのも当然だろう。
自分は、どちらか1人か共存するかを考えた時、違和感があっても時が経てば、望む形に変わっていく気がするので、現時点では共存を選択している。
違和感は時間と共に累積すると大きな隔たりになりかねない。
彼女も自分も落ち着く形を、早めに見出さなければならないと思った。