引っ越し当日

アオ

ついにこの日が来てしまった。

神様、すごい出会いをありがとう。

ツインレイと出会えるなんて、滅多にない貴重な体験だと思う。

この出会いに恥ずかしくない生き方をしたい。

そう思えるほど、この出会いが尊い。

夜、最後のお別れをしに時間を工面して彼が来てくれました。

もう散々泣いて気持ちに整理がついたのか涙は出ません。

大切な人の肌、髪、唇の感触をしっかり確かめました。

肌で感じる彼が愛しくてたまらず、指先に意識が集中します。

今まで感じた事のない、熱い想い。

人を慈しむ深い想い。

大事なかけがえのない人。

細胞がDNAが彼は特別だと知っている、そんなふうに感じる。

彼がいつも頭のどこかにいて片時も離れません。

もはや自分の中の一部。

彼はすでに私。

↑彼と別れた夜に歩いた駐車場。

この3ヶ月間。

私達はこの出会いの意味を知りたくて、いろんな人に会いに行きました。

易占い、五運学、リーディング。

易者さんは私達の関係を「歯車がガッチリ合っている」と表現したけど、本当にその通りです。

彼と話すと会話の解析度が高く物事がサクサク先に進みます。

これは実際に会う前のLINEのやり取りから感じていた事だけど。

会って会話するようになると、更に速度は上がり感情は共鳴しました。

感覚や価値観が同じだから、伝えたい事が言葉以上に伝わっているのがわかる。

行間まで感じ取ってもらえているのがわかる。

情報量が多い。

スピードが速い。

洗練されて無駄がない。

それが当たり前になっていたもんだから。

彼と夫を比べるつもりはないのに、自然と比べてしまっている。

夫と会話して「え? 同じ日本語を喋ってるのに?」と動揺するくらい、しっくり来ないし先に進まない、伝えたい事の半分も伝わっていないのがもどかしい。

例えるなら光だった回線がADSLに戻ったような。

イライラする。

ヤキモキする。

以前は感じなかったのに。

家族だったはずの夫を「他人」に感じました。

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