サクさんは毛布

アオ

普段、私はベビーシッターとして働いています。

本当は本業の施術をしたいのですが(腕はメチャクチャよいです)集客するモチベーションが上がらず引っ越してから本腰が入らないままの現状です。

赤ちゃんや幼児と接していると心が洗われます。

大人みたいに他者の目を気にせず、やりたい放題。
嫌だったら泣くし楽しかったら笑う。
つまらなかったら、そう言うし。
忖度なし。
好き勝手、自由に生きている。

そんな様子が可愛くて仕方ないし、それが本来の自然な人間の在り方だよねって感じる。

赤ちゃん達から生きる上での基本的な何かを教えてもらってます。

ところで。
小さい子って。
「これがないと眠れない」もの。
あったりする子がいますよね。

今日のシッティングでも双子の1人はモフモフのブランケット、もう1人は低反発の枕でした。

それを抱き抱えながら、しゃぶりながら、指先でこねこねしながら眠りにつく。
安心材料です。

私も小さい頃、空色のタオルケットが大好きだったらしく。

赤ちゃんの時から包まっていたものだそうだけど。

いっつもかじったりしゃぶったりしていたからボロボロになって。

最後は切れ端になっていたみたい…昔のアルバムに、切れ端を持った私が映っています。

サクさんは、そんな感じ。
私にとってのそれ。
安心材料。

違うとこは、そばにいなくても大丈夫なこと。

サクさんは、存在してくれてるだけでいい。

いつも自分の内側にいてくれてる気がする。

お互いに意思が通じている事が安心材料。

逆に、いつも近くにいたら。
幸せ過ぎて怖い。
2人でいる事で全てが完璧になってしまう。

時間が止まってしまう。
初めの頃は、一緒にいる時は空腹も感じなかった。
満たされ過ぎていて。

別れてからの急激な飢餓感がすごかった。

今はまだ、一緒にいる段階じゃないんだと思う。
きっと、今はお互いに自律と自立の時。

色々と試練があるけど。
地道にクリアしていこう。

サクさんは神様がくれた私の「ご褒美」だから。

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