私はサクと会うまでセックスで絶頂を感じた事がありませんでした。
いつも直前でブレーキを踏んでしまうのです。
どうも「イク」事が恐いと思っていたようで、いつも全開にはなれませんでした。
私にとってセックスとは、気持ちよくて面白いけど「そこまで素晴らしい」ものではありませんでした。
男性の絶頂は視覚的にわかりやすい変化があるけど、女性のそれは目に見えません。
どれくらいの女性がセックスに満足しているのか?
国に調査して欲しいくらい。
私に限らず当然のように演技を繰り返している女性が実際はほとんどなんじゃないかと思うのです。
セックスは男性のもの、女性は盛り上げ役…そんなイメージすら抱いていました。
サクはセックス好きが高じて趣味で性を探求するブログを書いたり、女性の性感改善や男性にセックスの仕方を教える活動をしていました。
実際に出会う前のLINEの段階でそれは聞いていましたし、私は自分のイケない体質をなんとかしたいと相談していました。
気付いたらLINEのやり取りがカウンセリングになっていて、いつの間にか私の性感改善が目的のようになっていました。
そんな流れもあり、対面する前からホテルへ行く約束をしていた訳です。
※そこからの話は本編「リアル対面」で
引っ越すまでの3ヶ月の間、私達はほぼ毎日セックスしていました。
気付いたらお互いに離れられない関係になっていました。
体だけじゃなく同時に心も溶け合って理解し合っている不思議な感覚がありました。
ほとんど会話をしなかったのに、肌で情報を伝え合っていたような気がします。
ツインレイはセックスの相性が物凄く良いと言われています。
通常のセックスだと疲れるものですが、ツインレイとのセックスはやればやるほど元気になり活力がチャージされるそうです。
確かに私は引越し作業の最中に連日会っても全く疲れず元気でした。
サクに至っては体の痛みがなくなった、腰痛が緩和した、マッサージ通いが要らなくなった、という体感もあるそうです。
(↑何だか健康食品の宣伝みたい…)
肌は確かに今までになく合いました。
だけど初めからオーガズムを感じられた訳ではありません。
よく覚えていませんが、私がイケるようになったのは1ヶ月以上経った頃だったと思います。
それほどに性に関するブロックが強かったのか、他に何か理由があったのかは分かりませんが、二人で取り組むうちに想像していた「絶頂」に近いものを感じられるようになりました。
女性のオーガズムは説明するのが難しいと思います。
誰かと比べられないし確かな形もないし、自分が感じているのがオーガズムかどうか分からなかったりするかもしれない。
実際に私は肉体的にはそこに達していたようなのです。
体の反応はイッている、とサクに言われていました。
だけど自分では、そこまで感じてないし、まさか、あのオーガズムがこんなもんじゃないでしょう❓夢を壊さないで…と納得できずにいました。
そんな私がついに「もしかしてこれ❓これが絶頂⁉️」という体感を得る事ができました。
そこから毎回とはいきませんでしたが、たまに絶頂を感じられるようになっていきました。
その感覚がわかるようになってからオーガズムに達するには「波」に乗る必要があるのだな、という事に気付いたのです。
これは私だけの感覚かもしれないし個人差もありましょう。
私の場合、波のリズムを掴むためには結構な集中力が必要です。
うまく乗れた場合はラッキーですが、掴めなかった場合は「あーあ、いい波を逃してしまった…」です。
まるで初心者のサーフィンのよう(苦笑)。
そして先日、2ヶ月振りに再会した時。
とんでもなく感度が上がっていて2人でビックリしました。
快感にはもっと先がある。
まだまだセックスはこんなもんじゃない。
一体どこまで伸びしろがあるのか❓
究極の快感の向こう側には何か待っているのか❓
2人で探索していこうと思います。