明けましておめでとうございます。
サクさんとマッチングアプリで繋がったのが昨年の今頃。
出会った頃のLINEを読み返していました。
出会いの経緯を残しておきたくてLINEのテキストデータを保存していたのですが、とにかく膨大な量で…。
3時間読み続けても出会ってからの1ヶ月分を読みきれませんでした。
本当に早朝から寝る寸前までLINEで対話していました。
どんな話題でも打てば響くし、何でも知ってるし、価値観や好みも似ていてサクさんとのやり取りは自分の脳内でのやり取りみたいに感じたものです。
まるで自分と話しているみたい。
何を話しても違和感がまるでない。
とても不思議な感覚でした。
もっと不思議なのは、特に何か事件があった訳でもなく、何もないのに「気づき」が起きる事でした。
読み返してびっくりしました。
自分ではすっかり忘れていたのですが、サクさんと出会ってから何故か過去のわだかまりや自分の許せなかった思いの解釈が変わって、自然と手放すことができたのです。
親への思いや自分の自信のなさ、コンプレックス、過去の傷。
そんな気づきが何度となくあり、それを今の私はすっかり忘れていたもんだからびっくりしました。
LINEの中の私は頻繁に気づいて、何度も号泣しているのです。
え〜〜〜、そんなことあったんだっけ❓
まるで記憶にない…。
当時は毎日お酒を飲んでいたから、そのせいかもしれません。
記憶が曖昧。
サクさんの印象が今と違うことにも驚きでした。
ずっと堅苦しい敬語が抜けなくて慇懃無礼な印象すらあります。
頻繁に「自分を許せない」という言葉が出てくるし、語調がネガティブ。
自信のなさがあちこちに出ていて、頑なで、弱さを見せちゃダメ、男らしくなきゃダメ、今の状況から自由になれない、という思い込みに囚われていました。
今と全然違う…別人みたいです。
サクさんも私と同様、自然と自分が何に囚われているか、いかに無理してるか、どんな思い込みがあるか、自分で作っていた制約に自然と気づき手放している様子がいくつも書いてありました。
何気ない会話で気づきや手放しが勝手に行われていました。
一緒にいることが浄化になっていたようなんです。
今まで執着の手放しって、真剣に自分と向き合って、掘り下げて、心をえぐって、泣いて…みたいな苦しいプロセスを経ないとできないもんだと思っていたし、実際ずっと何年もストイックにそうやってきました。
ただサクさんと繋がって思い合っているだけで浄化が進んでいたという事実。
これはLINEを読み返さないとハッキリとは気づけなかったことです。
私もサクさんも、この一年でかなり変わりました。
ねばならないが取れて思考が自由になりました。
自分を大切にすること、自分を犠牲にしないこと、周りに合わせないことができるようになってきました。
泣かなかったサクさんは涙もろくなっちゃったし、無理な力が抜け柔らかくなりました。
得意分野の仕事を始めて、Wワークで大変そうだけどイキイキしています。
私は出会ってすぐから周りから「柔らかくなった、女っぽくなった」と周りから言われていました。
多分、自分の女性らしさに自信がなかったのが、サクさんに丸ごと受け容れてもらえた事で、私も自分を受容れられるようになったのです。
私達、お互いに「この人に好かれていたら、他の誰に嫌われても構わない」と思っているから、他人に媚びなくなりました。
誰かの期待に応えようと無理することをしなくなりました。
自分の意見を真っ直ぐハッキリ言えるようになりました。
強くなったような気がします。
それはとても楽です。
気付かないうちに、すごく生きやすくなっていた。
出会う前とは全然違う。
私達の出会いにどんな意味があるのかないのか分からないけど、お互いに生き方が激変した事は確かです。
2年目はどんなふうになっていくのだろう❓
何があっても大丈夫、全部楽しみです。