彼は2人でいる時間を「夢のよう」だと表現します。
全てが噛み合って調和が取れる感覚が「通常ではありえない」からだそうです。
私は逆で、彼と一緒にいる時、現実をよりリアルに感じる気がします。
表現は違えど言いたい事は同じような気がする。
素のままでいられるから構えてない分、情報がストレートに入ってくるように思うのです。
フィルターで濾さないから純粋に全てをリアルに受け止め感じ切れる。
それと比べると普段の一緒じゃない状態が、いかに無意識に空気読んだり、相手に合わせたり、無理をしたり、ストレスを感じているかに気付きました。
おそらく普段は、思い通りにいかない事や気に入らない事の違和感を感じ過ぎないように、傷付かないように、常にガードして麻痺させて生活しているんじゃないかと思うのです。
ガード越しに間接的に入ってくる世界は不安定ではっきりしなくて夢のよう。
彼といる世界は情報がダイレクトに伝わるから、感覚が鮮やかで魅力的。
こちらのほうが私にとっては、より豊かな現実として感じられるのです。