久々に移住前から縁の続く友達と昼飲みしました。
10年前に東京にいた頃、私はスピリチュアルとは言えませんでした。
母の影響で江原啓之さんの著書にハマったりはしましたが、ヒーリングという言葉に拒否反応があったし見えない世界は嫌いじゃないものの半信半疑でした。
九州に移住して人に触る仕事を始めてから徐々に心や潜在意識に興味が湧き、気付けば見えない世界にどっぷり浸かっていたのです。
周りの友人達も似たタイプばかりだったのでスピリチュアルな話は日常会話になってました。
ツインの話をしても違和感なく、驚かれはしたものの祝福されるのが普通でした。
東京に戻ってきて、以前の友達と話が合わなくなったり価値観にズレが出るのは当たり前です。
ただ東京に帰るたびに会っていた飲み友達は割と違和感なく話が出来たので、彼の事も認めてくれるに違いない…とたかを括っていたのです。
お酒の勢いもあり彼の事を話しました。
見事に否定されました。
スピリチュアルに通じる人ならツインは特別で常識の概念で測れるものではない、という共通認識があります。
そうではない場合、ツインの存在はただの「不倫」ですし、久々の恋にのぼせ上がってる浮気者としか映らないのだ、と痛感しました。
私は落ち込みました。
付き合いが長いから、きっと共感してくれるだろうと思ったのは大間違いでした。
ショックで悪酔いしたのか帰り道、道に迷い彼に電話で寂しい会いたいと泣いたようです。
恥ずかしいやらみっともないやら…。
それ以来、迂闊に彼の事を話すのはやめようと固く心に誓いました。
確かに自分はツインと出会うという人生の一大事で舞い上がっていたと思います。
嬉しくて浮き足立っていたと反省しました。
同じくツイン問題に悩む友人から「同じ経験をしていない人に理解される訳ない。彼との関係を暴露されたら大変、そういう人もいるんだから」と釘を刺されました。
この件で私は現実に引き戻され、自分の意識と「常識との距離感」を思い知ったのです。
迂闊な事をして彼と別れるような事になったら、家族を傷付ける事になったら取り返しがつきません。
これからは言動に充分注意していこうと心に決めた一件でした。