サクさんが、来ると言っていた時間に現れませんでした。
二足わらじで超多忙な人だから、遅れるのは慣れてるんだけど。
車で5分の距離から「今向かってる」とLINEが来てから30分、音沙汰なし。
心配しました。
もし事故に遭ってるとしたら私に連絡が来るはずがないし、もしかしてこのまま来なかったら…❓
と、想像してみた。
そもそも私は仕事で来てるんだから、やることやって帰るだけ。
サクさんがそこにいないだけ。
想像の話だから、実際そうなったらどうなるか分からないけど。
心は静かでした。
離れてることに慣れてるからかな。
サクさんのいない日常が普通だから。
だけど見えない何かで繋がっている気はするから、目の前にいなくても自分の中に存在している…感じ❓
そんな事をぼんやり考えていたらドアをガチャッと開く音がして、連絡しなかったことを悪びれもせずサクさんは呑気に。
「ゴメンゴメン。
家を出てから、ど〜〜〜しても爪が切りたくなってコンビニで爪切り買おうと思ったのよ。
でも売ってなくてさ❗️
仕方なく家まで取りに戻ってたのよ〜〜」
と。
……ビックリ‼️
なんということでしょう。
私、仕事着で裸足になった時、足の爪が引っかかるのが気になって気になって爪を切りたかったんだけど爪切り持ってきてないし。
家に爪切りいくつもあるから今以上増やしたくないし、サクさんに借りるにも、家族で使ってるものを借りるのも何かなぁ……と気がひけ、頼めず気持ち悪いのを我慢していた所だったんです‼️
なんで爪切り⁉️
ピンポイントで必要な物を持ってきてくれるなんて。
早速、爪を切らせてもらってスッキリ。
しかもサクさん、そのまま爪切るの忘れて使わずに持って帰るし。
普段からシンクロは当たり前になってるけど、あまりにドンピシャで、ぞぞぞ…となりました。
不思議だよね。
2人でいると不思議だらけ。
不思議が楽しい。
不思議で面白い。
サクさん、大好き❗️